新JOC会長候補の山下泰裕の家族秘話!自閉症の子供(次男)に対する想い「感謝している」
JCOの次期会長が柔道家の山下泰裕氏になりそうだと話題です。
世代によっては山下泰裕さんのことを当然知っているという人も多いでしょうね!
お若い方は知らない人も多いかもしれません。
この山下泰裕さんは柔道への愛もさることながら、自閉症を抱えている息子さんに対しても多くの愛を注いでいます。
今回はJCO新会長候補の山下泰裕さんについて調べてみました。
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山下泰裕プロフィール
(出典 山下泰裕公式ホームページ)
名前:山下泰裕
よみ:やましたやすひろ
生年月日:1957年6月1日
職業:柔道家
全日本柔道連盟会長
実績:
1984年 | ロサンゼルスオリンピック | 金メダル(無差別級) |
1979年 | 世界選手権(パリ) | 金メダル(95kg超級) |
1981年 | 世界選手権(マーストリヒト) | 金メダル(95kg超級) |
1981年 | 世界選手権(マーストリヒト) | 金メダル(無差別級) |
1983年 | 世界選手権(モスクワ) | 金メダル(95kg超級) |
家族構成:妻、長男、次男、長女
自閉症の次男
「次男がいなければ強者の立場からしかものが見られない人間になっていた」
山下泰裕さんは子供のころから体も大きく、丈夫だったそうです。
つまり、恵まれた才能を持っていた、ということですね!
柔道を始めてメキメキと力を伸ばしていったのも、元からもつ素質が大きかったのかもしれませんね!
そのような恵まれた素質を持った山下泰裕さんは
『自分の努力がすべて成果につながった』
言っています。
しかし、そのせいで弊害があったと言います。
そう、強者の立場からしかものごとが見られない人間になっていたというのです。
指導者時代には、結果を出せない選手に対して
「真剣にやったのか?」
「お前の努力が足りないのではないか?」
と叱責をしていたといいます。
まさに昔ながらの熱血指導者ですよね!
ご自身の今までの努力と実績が、偏った考え方につながっていったのかもしれません。
しかし、その概念をぶち壊してくれる救世主が現れます。
それが、山下泰裕さんの次男でした。
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次男が教えてくれた「努力すればすぐに結果につながるわけではない」という当たり前のこと
大学の監督を辞めて少し心に余裕が出てきた時期、山下泰裕さんは次男と向きあったそうです。
そこでとても大切なことに気付いたといいます。
「ハンディキャップを背負い、努力してもなかなか結果を出せない人がいる」
当たり前のことなんですけど、努力がすべて結果につながってきた経験をしていた山下泰裕さんは目からうろこ。
次男の存在がこの『当然』のことを気付かせてくれたといいます。
次男がの存在がなければ、山下泰裕さんはいまも昔のまま傲慢な人間になっていただろう、と語っています。
大切なことに気付かせてくれた次男のおかげで、多角的に指導ができるようになれたのです。
私たち一般人からすると、才能があるってうらやましい!ポテンシャルが高いってそれだけで幸せやん!
と思ってしますのですが(管理人はまったく才能がないので(笑))、
それはそれで苦悩があるんですね。しみじみ。
次男さんの存在に感謝ですね^^
管理人の所感
JCOの会長というとまさに大役。
そして、努力=結果ではないシビアな世界でもあります。
みんな多くの努力をしている、でもその中でも出場できるのはほんの一握り。
山下泰裕さんなら、出場選手も、控えの選手も、候補からおちてしまった選手にも、全員に思いやりを配れる人になりそうですよね!
東京五輪は選手にとっても国民にとっても大きな夢。
素晴らしい代表になってくれることを祈っています。
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