卵の賞味期限ってどのくらいなのでしょうか。
というのも、卵は古くなっても外見に変化がないため、捨てるかどうかを判断するのが難しいですよね!
ずっと冷蔵庫に入れていたから大丈夫かな・・・と思いつつも、殻の中身はどうなっているんだろう、と不安になるもの。
そんな卵の賞味期限の話、そして長持ちできるオススメの保存方法を紹介していきます。
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卵の賞味期限って?
卵の賞味期限は把握しておくこと!日付が書いた紙は残しておくふふべし
卵の賞味期限を判断するとき、皆さんはなにを見て判断していますか?
卵本体に日付が印字されているものもあれば、賞味期限が書いた紙がパックに一緒に入れられている場合もありますよね!
とりあえず、この紙を捨てないでくださいね!
卵は古くなってもぱっと見では見分けがつきにくいですから、実際の日付の表記で判断するのが一番です。
注意!卵は季節によって賞味期限が違う!
実はあまり知られていませんが、卵は賞味期限は季節によって異なっています。
Q1 卵の賞味期限はどれくらいですか?
A:時期により異なりますが、卵の賞味期限は安心して「生食」できる期限を表示しています。サルモネラ菌の増殖が起こらない期間は卵の保存温度によって決まります。英国のハンフリー博士の研究に基づいて算出され、家庭で冷蔵保存する7日間を加えたものです。夏期(7~9月)が産卵後16日以内、春秋期(4~6月、10~11月)が産卵後25日以内、冬季(12~3月)が産卵後57日以内とされています。実状はパック事業者と量販店、バイヤーの話し合いで決めておりパック後2週間(14日)程度を年間を通して賞味期限としている所が多いようです。(引用 日本卵業協会)
びっくり!
季節によってこんなに賞味期限が違うのですね!
特に夏季は要注意ですね!
とりあえず、安全に食べるために、『冷蔵で14日』というのを目安に覚えておきましょう!
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賞味期限が過ぎた卵は食べられる?
賞味期限が過ぎていても大丈夫!気になる場合は『加熱』すること!
卵の賞味期限はあくまでも「安心して生食できる」期間です。
したがって期限を過ぎたからといってすぐに廃棄する必要はありません。
なお、気になる場合は加熱して食べるようにしましょう。
卵は加熱調理(70℃ 1分以上、他の食材と混じる場合は75℃ 1分以上)して食べて下さい。
サルモネラ菌対策のためにも、少し古くなった卵は加熱処理を!
実は卵はおおよそ10万個に3個程度の割合でサルモネラ菌に感染しているといわれています。
これだけ聞くととても怖くなってきますが、安心してください。
万一、卵内にサルモネラ菌が存在していたとしても適切な温度管理と保存期間を守れば生食できます。
心配であればサルモネラ菌は70℃ 1分で死滅するので加熱調理すれば安全です。
卵の適切な保存方法!
卵は冷蔵保存しよう!
店頭で並んでいるときは常温で販売されている卵。
では長持ちさせるにはどの温度で保存するのが最適なのでしょうか。
卵の保存に関して、やはり一番気を付けたいのが菌です。
細菌、特にサルモネラ菌汚染の関係上からも、
『安定的に10℃以下に保存されていれば長期保存できる』という報告があります。
お店で買って帰ったらすぐに冷蔵保存するようにしましょう。
卵を保存するときは尖った方を下向きにして保存すること
卵を保存する際には冷蔵庫で保存する必要があることは分かりました。
では保存の向きはどうするのが好ましいのでしょうか。
なんとなくイメージ的には尖った方を上に置いてしまいますよね。
実は私もそうでした!
しかし、本当は尖った方を下にした方が良いんです!
その理由は二つあります。
①卵の尖った方が丸い方よりも殻の強度があること、(卵は通常尖った方から産み落とされますのでこの為強いのかも知れません)
②丸い方には「気室」があり、こちらを下にすると卵黄と気室内の空気が触れ易くなって細菌が入り込む可能性が高くなる
知っている方は実践されているようですね!
長期保存するためにも皆さんも卵の保存の向きには気を付けてくださいね!
まとめ
普段何気なく食べている卵。
安い日にまとめ買いをするという人も多いと思います。
様々な料理にも使えて、まさに食卓の必須食材ですね!
長く、おいしく食べる為にも、是非皆さんも賞味期限や保存方法など意識してみてくださいね!
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